この記事では
そんな人に向けて「塩水処理」の方法を説明させていただきます。
パパ、まだおさかな食べれないの?
もう少しだよ!
今から魚をもっと美味しくする方法を説明するから
一緒に勉強しようね!
ワカリマシタ。
興味は「食」のみなのね・・・
まずは捌く
この記事では「塩水処理」に絞って説明するので、
まずは魚を捌きましょう!
買ってきた魚の下処理はこちらから↓
3枚卸しのやり方はこちらから↓
食べ方に合わせた捌き方
もちろんの事ですが、どのようにして食べるかによって捌き方を変えましょう!
ちなみに塩水処理する場合は「背骨」「中骨」は取った状態をおすすめします。
今回は「刺身」「炙り」「塩焼き」
今回は先日スーパーで買ってきた「イサキ」を捌きました。
片身のお腹側を刺身用、背中側を炙り刺し用、もう片身は後日の塩焼き用にします。
バットに塩を振る
魚の柵が入る程度のバットを用意して空の状態でうっすら塩を振ります。
魚をバットに入れる
魚の柵をバットに並べます。
頭側が同じ方向になるように揃えて、皮目を下に置きます
身に塩を振る
身に塩を振っていきます。
結構振ったつもりですが写真が分かりにくくてすみません!
お腹側の身が薄い部分は薄めに、背中側の身が厚い部分には強めに塩を振りましょう!
しばらく放置
頭側を少し高くして、しばらく放置します。
魚種や魚の大きさにもよると思いますが、
大体10分~15分ぐらい経つと表面に水分が浮き出てきます。
この水分が抜けることで臭みも抜けて美味しくなります。
時間を置きすぎると、表面に浮き出た水分が身に戻ってしまうので注意!
アジやブリなどの青物系は特に効果的
僕自身の体感として、青物系で塩水処理をするとたくさん水分が出てきますし、
青物独特の臭みも抜けて、非常に効果的だと思います。
放置している間に塩水を作る
放置している間に塩水を作っていきます。
塩水と言っても塩は薄めで問題ないです。
ボールに氷と水を入れる
魚の柵が入って洗えるぐらいのボールを用意します。
そこに適当に氷を入れて水を入れます。
水の量は身を洗えるぐらいです。
塩を入れる
塩の量は、入れてから舐めてみて、気持ちしょっぱいぐらいで大丈夫です。
「ん?ちょっとしょっぱい気がするけど、水に塩入れた?」
ぐらいでお願いします(笑)
塩水で洗う
身の表面に水分が浮き出てきたのを確認出来たら、ボールに移して塩を洗い流します。
表面をなでる感じで優しく洗いましょう!
あんまり水分出てないな?と思いましたが、
魚をどけた後のバットを確認すると結構水分が出ていました。
青物系でやると比じゃないぐらい出るので一度お試しあれ!
冬は手が凍るので注意
ヒエー!手が冷たいー!
パパ!こんなところに新品のゴム手袋があるよ!
お!ちょうど良いところに!
これでゴシゴシ洗っちゃうゼ!
(ゴゴゴゴゴ・・・)
掃除用ですよね。
・・・耐えます。
塩水が茶色くなる?!そんなに汚れてる?
洗い終わったボールを見てみると、うっすら茶色くなっていました。
初めて塩水処理をしたときは「汚れ」かと思いましたが、どうやら違うようです。
茶色と一緒に脂も浮いていたので余計に食べるのが楽しみになりました!
まな板かざるに上げて水気をとる
僕は一旦ざるに上げてある程度水分を落としてからまな板で拭き取りますが、
最初からまな板に上げても問題ありません。
しっかり拭き取りましょう!
キッチンペーパーは惜しまず使う
在庫を確認した上でですが、キッチンペーパーをケチって水分が取り切れていなかったら、
これまでの苦労が水の泡です。
ママの目を気にしつつ隙をみて、大量導入しましょう!!
まとめ
「塩水処理」の説明は以上になります。
あとは刺身に切り付けるなり、煮るなり焼くなり、お好みで楽しんでください。
最後まで読んで下さりありがとうございました!
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