D・I・Yといえば「日曜大工」ですが
「パパの日曜水産」では
3,40代パパの週末の自宅で出来る趣味として
魚の捌き方やそれに伴う道具の解説をしていきます。
そんな平日仕事で忙しいパパの週末の趣味として「日曜水産」を提案します。
パパ?
「にちようすいさん」って?
そうだよね。
日曜大工ならともかく、
「日曜水産」って聞きなれない言葉だもんね。
今から説明していくよ!
うん!
そんなことより早くお魚してよ!!
任せなさい!
どんどん魚を捌いて家中ウロコまみれにしてやるゾ!
ゴゴゴゴ・・・
ママ!?
・・・冗談です。
片付けもきっちりしますので、魚を捌かせて下さい・・・
日曜水産とは?
DIYでおなじみの日曜「大工」ならぬ日曜「水産」・・・
聞きなれない言葉で水産って何?って感じだと思いますが、
要するに魚を捌いたりする水産業の事です!
普段スーパーでの買い物で刺身が気になる・・・
そんな時に魚を丸ごと1匹買って鱗を取るところから始めてみませんか?
刺身パックを買うよりお得で鮮度の良い魚が食べれます!
お酒のアテが増え、お子様も魚好きになり、ママも1品増えて助かり、みんなハッピーです!
日曜「大工」と「水産」の比較
日曜大工と日曜水産を下の表で比較してみました↓
比較項目 | 日曜大工 | 日曜水産 |
---|---|---|
材料調達先 | ホームセンター | スーパー、鮮魚店 |
材料サイズ | 車が必要 | 手で持てる |
場所 | 作業場、レンタルスペース | キッチン |
道具 | ドライバー、のこぎりなど | 包丁、まな板、鱗取り |
味 | 食べれない | 美味しい |
日曜大工だと材料や道具をそろえるのが大変で作業場所も確保しないといけません。
日曜水産であれば、スーパーに行って魚を買い包丁を使って家のキッチンで捌くだけ。
最後の「味」はやりすぎましたが(笑)要するに日曜大工に比べて手軽に始めれると言いたいわけです。
メリット
僕自身も魚を捌き始めたのは最近ですが、
魚を捌き始めて良かったことを解説したいと思います。
お刺身パックを買うよりお得!
魚を捌き始める前まではスーパーでの買い物ついでにお刺身パックを購入していました。
買って帰ってきてパックを開けてわさび醤油につけて食べるだけ、という手軽さはありましたが、
魚を丸ごと一匹買うようになってからは、勿体なくて手を付けていません。
また、魚を卸してしまうとどうしても鮮度劣化が早くなります。
自分で捌いた魚のほうが、鮮度も保てて、お得に食べれてコスパ良しです!
なにより捌く楽しさを味わえます!
酒の肴に
おつまみは魚の刺身っす。自分で捌いたっす。
キャー!かっこいー!
職場の同僚や友人に話すと必ずこう言われるでしょう。(必ずではありません)
さすがにそこまでの反応はないかもしれませんが、
僕自身も職場で捌いてると話をする機会があり、
「すごいな!」とか「良い趣味だね」と言われ、
盛り付けた写真を見せると「どこのお店?」って聞かれたこともあります!
あなたの今宵の酒の肴は何ですか?
コンビニで買ってきた、ポテチですか?さきいかですか?
・・・楽しいですか???
少々煽りが過ぎてしまいましたが、自分で捌いた魚を「肴」にするのは最高です!
食卓に一品追加
ママにも喜ばれます。
食卓にお刺身や自分の捌いた魚料理を追加することにより、
今晩の夕食がワンランクアップします。
ただし、やりすぎるとママの鼻についてしまうので要注意です。
そこで最近僕がよく使う作戦は、捌いた中から刺身に使う分だけを確保して、
残りはママに渡して「これで何か料理できる?」と相談します。
するとママは「任せなさい!」と意気込んで料理してくれます。
捌いてあるので骨も無く調理しやすくなっているのもポイントです。
そして出来上がった料理を食べてこう言います。
「ありがとう。すごく美味しい。」
子供も魚好きになる
よし!卸せた!お酒飲みながら刺身で頂きますかぁ!
パパ一人で食べるの?
食べたいの?・・・いいよ
やったー!全部食べていい?!
一切れだけ残してもらって良いですか・・・
「子供が魚好きになった」これが一番良かったと思うことです。
我が家の子供たちは食事もあまり食べないので、食に興味がないのかと思っていました。
ところが、僕が魚を捌きだしてからお刺身を食卓に出すと同時に取り合いになります!
味を分かって食べているのかは不明ですが、とにかく魚好きになりました。
ちなみにお刺身や漬けのような生食はがっつきますが、
焼いたり揚げたり火を通すとちょっと勢いが無くなります。
なんなんだろう・・・
魚を捌くって難しそう・・・
お刺身パックを買っていた時から
「自分で捌いてみたいけど、どこから始めたら良いのかわからないし難しそうだな」
と思っていました。
今になっても捌くのが難しく、まだまだへたくそですが、
家族みんなも喜んでくれる、最高の趣味だと思っています。
もちろん最初は難しい
初めて魚を買ってきたとき、
まな板の上に魚を置いてから小一時間何も出来ず悩みましたw
・・・まず何をすれば良いの?
下調べもろくにせず思い付きで買ってきてしまったことを激しく後悔しましたw
ですが最近は便利になったもので、youtubeなどでいくらでも調べることが出来たので、
見様見真似でなんとか形にするところまで出来ました。
もちろん出来はお世辞にも良いとは言えませんでしたが、
「逆に次は絶対上手に卸してやるゼ!」という意欲が湧きました!
失敗しても大丈夫
「骨に身が残りまくったとか」「何度も包丁を入れたせいで身がボロボロになった」
いくらでも失敗例はありますが、大丈夫です。
結局刺身や切り身に切り付けていくので形になります!
失敗してなにが原因かを考え、調べ、リベンジすることが楽しいのではないでしょうか?
いきなり上手くいってしまう事ほど退屈なことはありません。
また、魚種によって骨の構造が違ったり捌き方が変わってきます。
この魚は得意、この魚は苦手みたいなことになってくると思いますが、
そこでまた壁を越えていく楽しさがあります。
向上心の塊みたいな文章になりましたが、アスリートではありませんw
ゆるりと楽しみましょう!
注意点
夢と希望しかない日曜水産ですが、気を付けなければいけないポイントがいくつかあります。
自分自身の体験をもとに説明させていただきます。
道具は専用のものを揃える
日曜水産を始めるうえで、普段ママの使っている包丁やまな板を使って出来ないことはないですが、
専用のもので使い分けたほうがママにも気を使わないですし、効率が良いです。
どんなものを使えばよいのか説明します。
包丁
僕自身初めて魚を捌く際にはママが普段の料理で使っていた「三徳包丁」を使いました。
出来ないことはないですが包丁の特性上やり辛いです。
魚を上手に捌く条件として絶対的なのが「よく切れる包丁を使う」ことです。
切れない包丁だと身がボロボロになります。
包丁にも種類があり迷うポイントではありますが、まずは近所のホームセンターやショッピングモールで売っている「小出刃」をおすすめします。
お値段的にもお手軽なもので十分です。
出刃包丁は魚を卸すことに特化していますし、
家庭で卸す魚のサイズであれば、立派な大きい出刃包丁よりも小ぶりな包丁のほうが使いやすいです。
まな板
これも普段ママが使っているものを流用しがちですが、
ママに気持ちよく料理してもらうという点で、魚専用のものを用意することをお勧めします。
板前さんが使っているような高級なヒノキのまな板を用意する必要はありません。
そのへんで売っているプラスチックのまな板で十分です。
木製のものでも高級なものは必要ありません。
キッチンペーパーはストックしよう
魚を捌く時キッチンペーパーの消費量が意外に多いです。
水分や包丁のふき取りに大量に消費します。
捌き終わった後ママが夕食の準備をしようとしたときに、キッチンペーパーが無いと・・・
そうならないために 魚を捌く前には在庫チェックしましょうw
後片付けまで万全に
絶対的に大事なこと。それはキッチンを使った後の片付けです。
それが出来るか出来ないかで今後のキッチン使用に関わりますw
あなたの地域のゴミの収集は何曜日でしょうか?
捌いた後の骨や身の生ゴミ臭はナカナカのものです。
出来る限りごみ収集の前日を狙って捌きましょう。
裏ワザとしてごみ収集日まで日数があるときや夏場などはゴミを冷凍庫に入れておきましょう。
腐敗を防止します。
まとめ
長々と「日曜水産」について記載してきましたが、
改めて、「平日仕事で忙しいパパの週末に家族に還元できる趣味」として、
魚を捌くことをお勧めします。
捌き方や、道具の選び方、魚の買い方については別の記事で解説していきたいと思います。
手軽に始めれる新たな趣味として「日曜水産」はいかがでしょうか?!
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