「魚の下処理」美味しく食べる為の準備を解説

魚の捌き方

この記事では

  • 魚を丸ごと1匹から捌いてみたい
  • 魚を買ってきたけど、まず何をすれば良いの?
  • 今から捌いて、すぐに食べたい!
  • 鱗取りは何を使えば良いの?
  • ウロコがキッチン中に飛び散ってママに怒られたんですけど・・・
  • 捌いた後の内臓の処理はどうすれば良いの?

という方に向けて解説していきます。

へんべぃ
へんべぃ

今回は買ってきた魚の下処理について解説します

りるべぃ
りるべぃ

パパ!おさかなするんだね?!

お腹すいたよ!

へんべぃ
へんべぃ

任せておきなさい!

まずはウロコをワイルドに飛び散らかすゼ!

(ババババババ!!!)

ママ
ママ

(ゴゴゴゴ・・・)

りるべぃ
りるべぃ

はっ!?

ママ・・・

へんべぃ
へんべぃ

すみません。

飛び散らないように致しますので・・・

ウロコを取る

決して上のようにならないように注意してください(笑)

ママのご機嫌を損なわないように気を付けて進めていきましょう!

シンクの中で

写真のようにシンクの中でウロコを取りましょう!
(ちなみに写真は先日スーパーで買ってきたイサキです)

水を掛けながらウロコを取ることで飛び散りにくくなります

尻尾側から頭側に向けて丁寧に取りましょう!

残っていると身に付いてしまい食べるときに不快です。

鱗取り(道具)は基本なんでも良いです!
ちなみに僕が使っているものは、Amazonで評価が高かったものです

魚の持ち方

「魚が滑って上手く出来ない!イライラする!!」ってなことになっていませんか?

最初は抵抗があるかもしれませんが、魚を持ったり固定するときは、
写真のように目を持つと安定します。

りるべぃ
りるべぃ

おさかなさん・・・

かわいそう。

へんべぃ
へんべぃ

これも美味しく頂くためなんだよ

そこまで言うなら止めておこうか?

りるべぃ
りるべぃ

・・・続けてください

へんべぃ
へんべぃ

食欲!!

包丁を入れる部分は特に慎重に

最後の仕上げは包丁で行いますが、その際捌く時に包丁を入れる、
背びれ・尻びれの際にウロコが残らないよう丁寧に取りましょう。

いざ3枚卸しをしるときに、ウロコがあって上手く包丁が入らないとゲンナリします。

頭を落とす

ウロコを取り終えたら、頭を落としていきます。

軽く水気を取り、魚をまな板に載せましょう。

胸びれと腹びれの付け根

基本は、胸びれの付け根と腹びれの付け根を直線で結んだラインに包丁を入れていきます。

写真のような角度で包丁を入れますが、
お腹のあたりは強く力を入れすぎると内臓も切れてしまうので慎重に進めます。

背中を手前、頭を左にして反対面からも同じように包丁を入れます。

背骨に当たったら包丁を立てて切断します。

保存する(寝かせる)ときは落とさない

この記事では買ってきた魚をその日に捌いて食べることを前提として、
下処理のやり方を解説していますが、鮮度や脂ノリが良い魚だったり、
身が活かってる魚の場合はしばらく保存したほうが美味しく食べれます。

別の記事で保存する場合の下処理も解説しますので、そちらもご覧ください。

カマを残す(食べる)時はエラを先に取る

保存する場合もそうですが、中、大型の魚などカマを残して後で食べる場合は、
エラをだけを先に取り除いておきます。

今回は頭は捨ててしまうので、エラの取り方の解説は省きますが、
別の記事でエラの取り方の解説をしますので、そちらをご覧ください。

内臓(エラ)を除去する

次は内臓を取り除いていきます。

頭を落とすときに内臓まで包丁を入れずに出来ていれば、頭と一緒に内臓も取り出せます。

頭と一緒にとる

上の写真のように頭を引っ張って内臓も一緒に取り出します。

思ったより脂がありびっくりしました。

肛門から包丁を入れる

頭と内臓が取れたら写真の向きにして魚の肛門から頭側に包丁を入れてお腹を開きます。

保存する(寝かせる)ときは切口を少なく

先ほども記載したように保存する(寝かせる)場合は、
お腹の切り口も最小限にして、完全には開きません。

身が空気に触れると酸化し始めるので、切口を極力減らすことで、
保存しやすくなります。

内臓の後処理・捨て方

魚を捌いた後の内臓の処理ですが、
特に夏場は袋に入れてもゴミ箱が臭います。

理想は、生ごみの日の前日に捌いて翌朝捨てることですが、
夏場や、生ゴミの日までに日数がある場合は、袋を二重にして冷凍庫で保存しましょう。

冷凍庫に入れておくと匂いは気になりません。

血合い(腎臓)を掃除する

お腹が開けたら、血合い(腎臓)を掃除していきます。

血が残っていると臭みの原因になるので丁寧に取り除きましょう。

薄膜に切れ目を入れる

上の写真のように、背骨の薄膜に包丁で切り込むと血が出てくると思います。

これが魚の腎臓で血合いともいわれます。

100均ブラシが大活躍!

小型の魚であれば包丁でそのまま掻き出せますが、
今回はいつも使っている100均の掃除用ブラシを使って掃除します。

魚を再びシンクに下して、水を流しながらゴシゴシ掃除します。

綺麗になりました。

100均のブラシが使いやすく、手軽に手に入るのでおすすめです!

水気を拭き取る

ここまで来たら下処理は終わったようなもんです!

あとは水気を取れば3枚卸しを始めれます。

しっかり拭き取ることが美味しくする秘訣

魚が濡れた状態では捌きにくいことと、傷みの原因にもなるので、
出来る限り丁寧に拭き取りましょう。

キッチンペーパーでも良いですが、ホームセンターなどで大量に入って売っている
ウエスなどもお勧めです。

キッチンペーパーの使用量が半端じゃなくなるので、ママの目が気になる方は1度お試しください。

まな板を洗う

まな板もしっかり洗いましょう。

血がついた部分は黒ずんでくるので、念入りに洗って長持ちさせましょう!

ちなみに僕は、下処理は樹脂の安価なまな板で、
3枚卸しや身を切るときは木製のまな板を使用しています。

まとめ

お疲れさまでした!以上で下処理は完了になります。

一旦休憩してから3枚卸しに進んでください!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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